本を枕にうたた寝

スローペースな本読み。本がたくさんある場所に行くと、心が躍ります(´∀`) そんないち本好きが送る汗と涙の読書記録です。

2014-01-01から1年間の記事一覧

12月の読書

こんにちは。寒いですね。 先日、掃除機が壊れてしまい、昨日ようやく購入をいたしました。 じつは壊れた掃除機は20年ほど使用し、愛着があったので残念です。 しかし下取りでいくらか安くなったので、さよならしました(T_T) さて、ただいまブクログにログ…

2014年の読書

おはようございます。 クリスマスも終わり、学校も会社もお休みに入った方も多いのではないでしょうか。 この年末年始はうーーーんと寒く大雪だそうですね。 帰省や旅行に出かける方はお気をつけください。 ちなみに私は創作をする予定ですが、腰を据えて机…

パリの町並みを闊歩ーーエリック・フォトリノ著「光の子供」

過去に一度だけフランス映画を見に行ったことがあるが、仕事帰りだったせいか睡魔に襲われてしまい、かなり悔しい思いをした。 それ以来、フランス映画・イコール・眠いもの、といったイメージがついてしまった。 だが、カトリーヌ・ドヌーブ主演の「昼顔」…

うつ病をテーマにした児文学ーーマリャーナ・レムケ著「母さんがこわれた夏」

近年うつ病という言葉をよく聞くようになりました。メディアで取り上げられたり、体験談を書いたエッセイが多くの人に読まれ、映画やドラマになっています。しかし、まだ周囲の理解は乏しいように思えます。まして、小学生となるとどうでしょうか。もしお父…

11月の読書

こんばんはヽ(´ー`)ノ 大至急11月に読んだ本をさらします。 小鳥たち (新潮文庫)アナイス・ニン読了日:11月09日 パーク・ライフ (文春文庫)吉田修一読了日:11月18日 母さんがこわれた夏マリャレーナ・レムケ読了日:11月25日 猛スピードで母は (文春文…

閑話休題1「ルー・サロメ 愛と生涯」 H.F.ペータース 著, 土岐 恒二 訳

きっかけは深夜に放送されていた映画「ルー・サロメ 善悪の彼岸」に由来します。 「愛の嵐」で有名なリリアーナ・カヴァーニ監督がメガホンを撮り、ドミニク・サンダが主役ルー・サロメを演じています。新聞のあらすじでニーチェという文字を見たからかもし…

ROCKなSF――ルイス・シャナー著「グリンプス」

好きな小説は三作品ほどある。映画化されるたびに必ず観に行くシャルロット・ブロンテ著「ジェーン・エア」。故森光子さんや今度仲間由紀恵さんが主役を演じる林芙美子著「放浪記」。そして、今回紹介するルイス・シャナー著、小川隆訳の「グリンプス」(筑…

甘くないロマンス――「罪深き愛のゆくえ」 アナ・キャンベル著

紳士淑女の皆様、ごきげんよう! 私が本を知るきっかけは、些細なことだ。ツイッターを始める以前は、ラジオや新聞から情報を得ていたが、お気に入りの作家や書評家の呟きを時々のぞかせてもらっていた。そんな頃にこっそりのぞいていた某作家の呟きにより、…

十月の読書

明日は忙しく、それ以降はどうなるかわからないので、さっさとまとめをやっておきます。 穴小山田浩子読了日:10月12日 介護入門モブ・ノリオ読了日:10月17日 ハリガネムシ吉村萬壱読了日:10月20日 しょっぱいドライブ大道珠貴読了日:10月31日 芥川賞受賞…

読みたい本を探す

台風の影響で雨模様の一日となりました。明日は台風が上陸するとあって、学校などは早々とお休みになったみたいですね。しかし会社は電車やバスがストップしない限りは出勤。お出かけの方はくれぐれもお気をつけ下さい。 閑話休題。タイトルに入ります。昨日…

読書のテーマ

このところ創作をしていたので、お休みをしてました。1日に毎回、読書まとめをしていて、いい加減そろそろ何か書かなければと思った次第です。今日は過去の読書を振り返り、いかにその書籍を手にしたかを書きなぐります。 現在、テーマを決めて読書は以下の…

九月の読書

こんばんは。 一ヶ月ぶりのご無沙汰です。 ホコリまみれの書棚 - 2014年09月 (2作品) 土の中の子供 (新潮文庫)中村文則読了日:09月07日 グランド・フィナーレ阿部和重読了日:09月15日 本当はもう一冊読もうとしましたが、執筆のため断念。 いつも、読み書き…

八月の読書

ホコリまみれの書棚 - 2014年08月 (2作品) 沖で待つ絲山秋子読了日:08月20日 痴人の愛 (新潮文庫)谷崎潤一郎読了日:08月30日 powered by booklog

グレゴールは哀れな奴か――カフカ著「変身」

先日読んだアン・ビーティ著「燃える家」(「この世界の女たち アン・ビーティ短篇傑作選」より)のなかでカフカの「変身」が出てきた。主人公がゴキブリになったのは「みんなの期待」という会話があり、思わず吹き出してしまったのだが、それははさておき主…

小さな冒険者ーアヴィ著「はじまりのはじまりのはじまりのおわり」

昨夜の激しい雨は止み、路面はその形跡を保っていた。湿り気を帯びたアスファルトを水溜りに注意しながら歩き、住宅街を抜けようとしたその時。私の前をのそのそと動く物体が通り過ぎようとしている。目を凝らして見ると渦巻きの殻を背負った小さな小さなか…

すてきな妄想世界――ジュディ・バドニッツ著「空中スキップ」

ある日、ラジオにお気に入りのバンドが出演すると聞き、早めにスイッチを入れて待機していた。ラジオからはメインであるコーナーが終わり、ニュース、気象情報と流れてくる。いよいよ、あと10分ほどでお目当てのバンドが登場すると私のテンションも上昇し…

はじめに――後悔先に立たず

それはそれは幼い日。アニメとして放映されてた「アルプスの少女ハイジ」、「母を訪ねて三千里」ぐらいは読んだ記憶はある。中学生になり、話題に乗り遅れまいとエンデの「モモ」、「はてしない物語」は読んだ。高校生になり、とりあえずページ数の少ない本…

7月の読書

ホコリまみれの書棚 - 2014年07月 (2作品) 八月の路上に捨てる伊藤たかみ読了日:07月05日 てらさふ朝倉かすみ読了日:07月13日 powered by booklog