本を枕にうたた寝

スローペースな本読み。本がたくさんある場所に行くと、心が躍ります(´∀`) そんないち本好きが送る汗と涙の読書記録です。

読みたい本を探す

台風の影響で雨模様の一日となりました。
明日は台風が上陸するとあって、学校などは早々とお休みになったみたいですね。
しかし会社は電車やバスがストップしない限りは出勤。
お出かけの方はくれぐれもお気をつけ下さい。

閑話休題。タイトルに入ります。
昨日はテーマに沿った読書でした。
今日は読みたい本を探すかです。
以前、人を斬って斬って切りまくる、といった内容の小説が読みたくなりました。
で書店へ行き、ざっと見て司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読みました。
いわゆる生理的欲求の読書法です。
こういった感じで、どっと新撰組や幕末物ばかりを読みあさってました。
しかしこういった欲求は解放され、しばらく読書を怠っていました。

次にドラマや映画化された原作を読んだのですが、正直いって感動が薄かった。
多分、文字を目で追うのとは違い、映像には必ず視覚と音がつきます。
悲しい場面では悲しい音楽をつけ、役者のドアップでひたすら涙を流す。
これだけで、感情が移入できるわけです。
先に映像を楽しんでから読むと、何だこれ?となってしまいました。

ガイブン日和のはじめにで申しましたが、ラジオで書評家の紹介で本を手にしたわけです。
その紹介してくれた本がものすごくおもしろく、それからはその方が紹介した本を読むようになりました。
書評家の紹介となるわけですが、情報源はラジオということなります。
それからテレビ、新聞の紹介も外せません。
ごく最近はツイッターという媒体もあります。

さらに本から仕入れる、という場合もあります。
昨日、紹介した「世界文学の名作と主人公」でキャサリンマンスフィールド園遊会が入ってました。
他の作品も読んだらなかなかのストライクゾーンでした。
さらに別の短編集に掲載された作品を読みました。
また、日本の作家では里見弴や(まだ手をつけてませんが)小沼丹を中村明著「文学の名表現を味わう」で。

NHKカルチャーラジオ 文学の世界 文学の名表現を味わう―日本語のレトリックとユーモア (NHKシリーズ)


小島信夫を清水良典著「あらゆる小説は模倣である」で知りました。

あらゆる小説は模倣である。 (幻冬舎新書)


あとは翻訳家岸本佐知子のエッセイ「気になる部分」や山田詠美の「無銭優雅」のなかでも作品を取り上げてます。
こういった具合に本から本へ渡り歩くパターンもあります。

渡り歩いた結果、読みたい作品や気になる作品が数多く出てきました。
もともと遅読なので、月2冊がせいぜいです。
いっそうのこと速読本でも読もうかと考えましたが、逆にもっとたくさんの作品に触れたほうがメリットがあるような気がして読んでません。

あいかわらずまとまってないな(苦笑)
肩の辺りが冷えてきたので、この辺で失礼します。